こんにちは。
7月27日にグラビティリサーチなんばBで開催しました
「北アルプスを目指して~岩場・鎖場の通過をクライミングジムで練習しよう」
ご参加のみなさま、いかがでしたでしょうか?
クライミングジムのトラバース壁を利用して、難所の歩き方を練習しました。
この講座のために作った岩稜帯専用のトレーニングウォールです!
1度目は何を持ってもOK
2度目は鎖を使わない
3度目はカラビナ・スリングで確保しながら
という感じでトラバース壁を歩く練習をしました。
トラバース壁なので、基本的に横移動なのですが、
その中でも登り・下りがあり、足がギリギリ・・・というところもあります。
もちろん、クライミングシューズではなく登山靴ですよ。
・三点支持は、上半身を離して安定した状態で次の手(足)を出す
・足は靴底全体でなく、つま先をのせると安定する
・鎖を握りしめると腕が疲労するので、補助的に持つ
このようなことを意識するだけで、みなさん最初よりずっと安定して歩けるようになりました。
終わってからも、たくさんの質問をいただきました。
ハシゴも苦手な方が多かったのですが、「慣れ」ると楽に登り降りすることができますね。
ボルダリングを含めてクライミングジムでの練習は、岩稜帯での登山に必ず役に立ちます!
おすすめの練習方法は、
クライミングジムのオートビレイ機で、実際に山小屋泊相当の荷物を背負って登り降りしてみましょう。
※念の為ジムのスタッフに確認してくださいね。GRなんばではOKです。
https://www.gravity-research.jp/
三点確保で下りる(クライムダウン)練習がとても大事。
苦手な方が多いですが、登山でクライムダウンをする場面は、けっこうあります。
特に、大キレットや穂高の縦走をされる方は、クライムダウンは避けて通れません。
岩場や鎖場を余裕を持って通過できれば、登山がより楽しくなりますね。
穂高や槍ヶ岳、剱岳への山行予定をされている参加者のみなさま。
「岩場・鎖場こわくなかった!」という報告を楽しみにしています(^v^)
byつじまい